SONY STR-DN2030 の音質が素晴らしい [Home Theater]
私は、オーディオ・ルームとリビングで2組のサラウンドシステムを組んでいます。
オーディオ・ルームでは、QUADのモノラルアンプを5ch分使う大掛かりなシステムを組み立てていますが、リビングでは、そんな無茶なことはせず、ソニーの10万円台のAVアンプTA-DA3400ESとPMCのDB1の組み合わせを使っていました。
最近、同時期のAVアンプ TA-DA5300ESを使っている友人が、最新とはいえ遥かに安価なAVアンプ STR-DN2030に入れ替えて大幅な音質アップしたという発言が切掛で、私もSTR-DN2030に買い換えることにしました。1年ほど前に、マランツのAVプリアンプから、より安価なSONYのAVセンター TA-DA5600ES(プリとして使用)に入れ替えて、大幅な音質アップを経験し、ソニーのAVアンプに対する、自分の評価が大幅にアップしたのも、理由の一つ。それにしても、試聴どころか、現物を一度も見ることない注文です(笑
STR-DN2030は定価84000円(実売は5万円前後)と、安価ですが、内容的には、定価13万円程したTA-DA3600ESの内容を踏襲しています。勿論、デジタル処理に関しては最新の技術が投入されています。フロントパネルが樹脂製になっているのとリモコンが1つなのは、コストダウンの影響を感じますが、本体重量、 シャーシの強度などは、1ランク上の価格帯のアンプと同等。それだけでも、価格を超えた内容ですね。
3600ESと比較して、最大のコストダウンの影響で、プリアウトを持っていません。したがって、パワーアンプを外付けして音質アップをする事はできませんが、そういう事をやりたい人は、そんなに居ないと思うので、特に問題にはならないでしょう。私も、お気軽リビングシアターではそこまでやりません。電源ケーブルの交換が出来ないのは、ちょっと寂しいですが、下手に交換してバランスを崩すリスクを考えたのかもしれません。
さて、実際の音質はおどろくべきものでした。
TA-DA3400ESと比べると、1枚、2枚ベールがとれたような明瞭な音。音の広がりも向上。サブウーファーに送る信号も改善されているのでしょうか?サブウーファーの性能がアップしたような低域の向上も感じました。オートチューニング時の低域のテスト信号が、以前より複雑なものになっているのです。
なにより、TA-DA3400ESとくらべて、音楽を聴いていて楽しいと感じる変化を感じています。これは、価格を遥かに超えた音質であり、音楽再生能力です。実は、TA-DA3400ESの音質には、あまり満足していなかったので、STR-DN2030への買い替えは大成功でした。
5年間の技術の進歩?それとも、音質のチューニングが改善したのでしょうか?価格的にも安価といって良い価格帯なので、珍しく友人にも積極的に勧めています。多分、10万円台のAVセンター購入を考えている人は、アンプをSTR-DN2030にしてコストを抑えた分、フロントスピーカーのグレードをあげたほうが幸せになれると思います。
ソニー マルチチャンネルインテグレートアンプ STR-DN2030
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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BD RECORDERに非接触レンズクリーナー [Home Theater]
2007年の年末に購入した製品なので。かれこれ5年以上使っていますし、最近は使用頻度が減ったとしても、購入後2年くらいは1台しか無いレコーダーで、相当酷使してきたので、よく頑張ってくれたね。という気分。(長期保証でも5年程度ですしね)
ところが、まだ、ハードディスクからBDメディアへのダビングが終わっていないコンテンツが残っている時点で、書き込み用、市販ソフト共にBDメディアの読み込みに失敗するようになりました。CDでは確認していませんが、DVDでは問題なし。
最後?の望みをかけて、光学レンズのクリーニングをすることにしました。光学レンズクリーナーで非接触のモノが高評価を得ていたと思い、探して見つけたのがこれ。
DVDレンズクリーナー 世界で初めて空気の流れを利用して、レンズに付着した汚れを除去する、ノンブラシ方式の革新的レンズクリーナーです
- 出版社/メーカー: LAUDA
- メディア:
販売ルートの違いで、パッケージ、値段が違うものがある模様。
これがなんと、効果がありました。それまで、何枚BDメディアを入れ替えしても、
と、冷たいメッセージをだしてきたレコーダーが、ちゃんとメディアを認識し、書き込み可能となったのです。
なんとか貴重な録画済の番組を救えそうです。(実は、まだ、作業が完了していない^^;
念のため、ダビング終了後のBDメディアの再生をおこなっても、問題なし。ちゃんと記録できています。
ただ、うちのBDZ-X90について言えば、完全復活したわけではなく、一度クリーニングをしても、数日経つと、再びメディアを操作できなくなり、再クリーニングが必要になります。が、今のところ、再クリーニングで復活しています。
本当に最後の手段は、メーカーに修理を断られる危険性を理解した上で(多分、修理代をかけてまで、直すことはないと思う)、分解清掃でしょうね。ハードディスクが生きている限りは、BDに保存することを前提としない番組の録画に使うのが、先に光学ドライブが駄目になったBD レコーダーの賢い余生の過ごし方かな?と、考えています。
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WOWOWのロゴマーク問題 その後 [Home Theater]
10月6日に、チャンネルロゴ表示の変更について(10/6) と題して、WOWOWのWebsiteに下記のお知らせが出ました。同時にTwitterやFacebookでも告知されています。
10月7日の夜7時から、画面右上のチャンネル表示を、カラー表示から白色の文字ロゴ表示に変更いたします。 当社では10月1日の3チャンネル開局にあたり、放送番組の著作権保護と、「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」の3チャンネルをチャンネルカラーも含め認知していただくためにロゴのカラー表示をしてまいりましたが、チャンネルカラーのご認識が進んだことと視聴者の皆様の声を踏まえて変更させていただきます。 ご理解いただけますようお願い申し上げます。
認識が進んだ。というのは、かなり厳しい言い訳だと思いますが、目障りなロゴカラーの表示はなくなるようです。一週間の命でした。提案した人は、どんな気分でしょうね?
ただ、今まではWOWOWのロゴ表示は30分に一回ほど、数秒のみの表示でしたが、上記の記載からいうと、白いロゴを常時表示するように見えます。まだ、10月7日夜7時になっていないので、どのような表示になるか判りませんが、9月以前よりサービスレベルが落ちているのは間違いありません。意見を言い続けたいと思います。
それにしても、画質面で不愉快なことがあると、急に醒めて見るのも嫌になるものですね。
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WOWOWのロゴマーク問題について思う [Home Theater]
モノクロの映画にも、原色のどぎつい番組ロゴが常時表示される状況です。余りにひどい。プラズマテレビを使用している人は、焼き付きが心配になるレベルです(液晶でも焼きつきは発生することがありますが)
今までWOWOWのロゴマークは控えめな色で、定期的に数秒表示される程度で、私のようなエアチェックマニアには非常にありがたいものでした。
非常に高価な有料チャンネルであるWOWOWは、こういった部分での視聴者への気遣いや、画音質の良さ、コンテンツの質の高さといったプレミア感で、顧客(視聴者)に満足度を与えることが必須と考えます。でなければ、対価に見合いません。
ところが、今回のロゴ騒動はそれを大きく裏切る事になりました。
WOWOWのWeb SITE上のWOWOWからのお知らせ ページには、
チャンネルロゴ常時表示のお知らせ(10/1) 10月1日(土)午前10時より、「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」各チャンネルの画面右上にチャンネルロゴを常時表示いたします。 これは、放送番組の著作権保護の目的から実施するもので、新たに24チャンネルに増えるBSデジタル放送の中で、3つのチャンネルになるWOWOWをより認知していただく目的も併せ持っています。お客様のご理解をお願い申し上げます。
という記述があります。後出しじゃんけん的に10月1日付けでこの文言を出してきた手際?の悪さを別にしても、
著作権保護の為には、WOWOWにはコピー制御がかけられています。これは非常に厳重なものです。また、有料チャンネルということで、コピー制御についてもコピーワンスに設定されています。非合法な海賊版に対しては、この程度では無意味。WOWOWのロゴなんて関係なしに海賊版にされてしまいます。
認知の目的では全く見当違いで、別のもっと賢い方法があります。伊達に無料放送枠を設けてないでしょ!結果、単に現在の視聴者(契約者・顧客)の気持を踏みにじるものになっています。特に画音質の良さで、WOWOWの視聴料を支払っている人に対しては、致命的です。
このセンスの悪さ、なにか覚えがあると思ったら、コピーコントロールCDのそれです。コンテンツ保護したいのは判るのですが、それ以上にお金を払ってくれる視聴者の利便性や気持を無視している。WOWOW側が一方的に自分の主張をするだけで、それにより、視聴者がどのような感想を持つか、全く考えが及んでいなかったように思えます。
これは、コンテンツビジネスをする側として、致命的なセンスの悪さではないでしょうか?TwitterやFacebookでの対応の悪さも良くない。勿論、この手の担当者レベルでは、まともな回答が出来る権限が無いのは仕方ないですが、問題が発生して、顧客からのクレームが出ているときは、誠意のないテンプレート回答などではなく、責任のある立場の人間が、きちんと対応するべきです。
早急な改善がなければ、WOWOWは多くの契約を失うのではないでしょうか?
WOWOWのFacebookやTwitterに相手に発言しても、効果が無さそうなので(もともと、苦情受付窓口の機能は持っていないので、担当者から上に情報を上げるルートが無いのかもしれない)、WOWOWに対して意見表明をしたい人は、電話による問い合わせをするのが良いと思います。私も電話しました。
https://www.wowow.co.jp/support/contact_term.php
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究極にシンプルなAVアンプがあるとよいのでは? [Home Theater]
多機能のひとつ、入力端子の多さも、非マニアに対しては、どこに何を繋げば良いか判らない原因でしょう。仮に、詳しい人や販売店が最初の接続をサポートしても、掃除や移動で台無しになります(笑
別の商品カテゴリで、ホームシアター向けセットといって専用のスピーカーと3入力程度のシンプルなAVアンプの組み合わせがあります。これはシンプルで良いのですが、付属のスピーカーがプアか、アンプ側で特殊な信号処理をしていて専用の設計スピーカーしか使えない設計のものが多いようです。
これに近い感じで、アンプは電源などをしっかりさせて基本機能としての音質は単品コンポ並に確保し、入力は光端子1系統+HDMI入力1系統(TVからのバックチャンネル)のみとして、最小限度の機能のみとして、同時に接続を単純にする。(TVとの組み合わせ前提で、信号の入力切替はすべてテレビに任せる。)
スピーカーもケーブルをアダプタで処理して、接続部分は専用化してもよい。ただし、音質にこだわる人のために、スピーカーそのものは自由に選択できるようにする。 ← ここがホームシアター向けセットとの最大の違い。
すなわち、音声入力は2系統のみ。あとはスピーカー接続のみの究極にシンプルなAVアンプです。設定系については、できるだけ単純な機能でAVアンプ側のディスプレイで出来るようにします。
アンプの機能面は音質調整といくつかのサラウンドモードを好みで切り替える程度でシンプルに徹する。(音量調節のみなら、TVとHDMI CEC接続できていれば、AVアンプのリモコンも不要になる)
これくらいシンプルなセットがあれば、自宅で眠っているaadのサラウンドスピーカーセットと組み合わせて両親にプレゼントするのですがね?いかがでしょ?
私の調査が悪くて、こういうAVアンプがすでに商品化されていたらごめんなさい。欲しいです。
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