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Xperia Z1f のJ1Compact化とEDY、セルスタンバイ対策 [SmartPhone]

XPERIA Z1f (SO-02F)をiijmioのMVNOで運用していたのですが、A-GPSが取れずGPSが使い物にならない事と、(データ専用SIM使用による)セルスタンバイ問題が発生し、消費電力の12%くらいを無駄にしている事が気になっていました。

Z1fはほぼ同一ハードのJ1Compactのファームウェアを焼くことにより、root化不要でワンセグと引き換えにJ1 Compact同等となることは有名ですが、この状態ではFelicaモジュールが正常に動作せず(多分、NFC全般が駄目だと思います。)、私の日常生活に必須のEDYが使用できなくなりました。(一度は諦めてZ1fのファームに戻しました^^;)

色々と研究した結果、root化して一部のファイル対策でEDY動作可能になることが判りました。やむなくroot化したので、セルスタンバイ問題も対策しています。

手順のみ備忘録としてメモします。

それぞれの作業の詳細は、それぞれのツールや手順の詳しい解説サイトがあるので、自分で探して内容を理解してください。root化のリスクを理解できていない人や一通りの作業手順を理解できないうちに開始することはオススメできません。手順も多く、スマートフォンのHACKの経験が浅い人向きではないと思います。

  1. 事前準備:データ類のバックアップ、Edy等の電子マネーを利用している人は、その対策(Edyだとオートチャージの中止と、機種変前の操作でチャージ済の金額をサーバーに預ける)以下の説明は初期化前提で書いています。
  2. Z1fのROMから、
    /system/etc/docomoset と /system/etc/felica フォルダ毎、中身のファイルをバックアップ。それぞれのパーミッションもメモしておくこと。Dropbox等に保存しておけば、復旧が楽。(電子マネーを使用しない人も、NFS周りの不具合対策になるのでやったほうが吉と思われる。)
  3. XperiaFirmでXperia J1(D5788 so-netモデル)の 14.4.C.0.114 のftfファイルをダウンロードし、flashtoolでZ1fに書き込む。
  4. キューブ実験室さんのrootkitを適用しroot化。適当なツールを用いて、正しくrootが取れていることを確認してください。
  5. XZDualRecoveryでカスタムリカバリー導入
  6. J1CompactのROM 14.4.C.0.136(最新版かつ多分最終版)とキューブ実験室さんのprerootedを用いてアップデータ作成
  7. カスタムリカバリーから上記のprerootedをインストール。これで、root化したままで最新ファームウェアにアップデートできました。
  8. ESファイルエクスプローラー等を用いて、2で保存したファイルを復元(上書き)し、パーミッションも設定します。もともとあったファイルは削除して構いません。
    ESファイルエクスプローラーの操作の場合、rootエクスプローラーを設定し、システムフォルダの読み書きが出来るように設定変更する必要あり。
  9. これで、おサイフケータイアプリから初期設定 → EDYの初期設定が可能になるはず。動作確認しましょう。

  10. 以下、セルスタンバイ対策
    xposedの導入。こちらで紹介されているものが利用可能でした。
  11. xposedより、datasim_patcher.apk のインストール

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ドコモアプリの負荷がないJ1Compact相当かつ、セルスタンバイ対策により、未使用時、本当にバッテリーが減らなくなりました。 




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タグ:XPERIA
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