HP ML110G5のCPU交換と4TB以上のHDDの動作確認 [PC]
FreeNasで使用しているちょっと古いHP ML110G5、BIOSでは2TB以上のHDDを正常認識できませんが、起動ドライブではなくデータ用としては問題ないのでは?と思い、2TBのHDD x 4で構成されるRAID-ZのHDDを1台のみWD REDの4TBに交換して実験したところ、FreeNasからは問題なく4TBで認識してくれました。
容量の7~8割程度使用したRAID-Zでリビルドしても問題なく動作しているので動作に問題はないでしょう。のこり3台の交換は後日行うとして、4TBのHDDの動作は問題なさそうです。
WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 4TB Red WD40EFRX / IntelliPower / SATA 6Gb/s / 3年保証
- 出版社/メーカー: Western Digital
- メディア: Personal Computers
シンプルなFreeNASとはいっても、RAID-Zで運用しているので、シングルコアのCelero440ではGUIも重く、読み書き速度も性能が出ていないのでは?と、疑問が生じていました。幸い、今となってはLGA775のCPUは上位モデルでも中古で格安で購入できるので、Core2Duo E8400を購入し、乗せ換えてみました。
結果は上々。FreeNASのブラウザ上でのGUI動作も素早くなりました。Celeron440当時ではちょっとファイルの読み書きをした程度でCPUロードが上がっていたのに、E8400に変更してからは、CPUロードが低く安定しています。Crystal Disk Markで測定したCIFSのネットワークドライブの速度も特に書き込み速度が倍程度の速度に向上し、格安サーバーの延命としては効果的なものになりました。
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FreeNAS RAID-ZのHDD交換 GUI操作ですべて完了 [PC]
帰宅したら、Freenasを入れているHPのMicro Serverから、ピーピーと警告音が出ています。
大急ぎでFreenasのステータスを確認すると、見事Degrade。HDDが1台分見えていません。
2年前にFreenasで3TBのRAID-Zを組んだのですが、そのとき、3台は新規購入のWD RED。一台は手元にあったSeagateを使用したのですがHDDが逝った模様です。
大急ぎでNASをシャットダウンして、今度はWD REDを注文。やはり、RAID用24時間運用を前提にしたHDDを買うべきでしたね。将来の容量拡張を見通して、今回は4TBを購入しました。
HDDの交換とRAIDの再構築を、全てGUIで実行してみましょう。
すでに、NASはシャットダウンしていたので、電源を落とした状態で故障したHDDを交換し、Freenasを起動。他のマシンからGUI操作します。
ストレージタグを開き、RAID-Zのストレージを選択し、ボリュームステータスを開きます。右上の赤いステータス表示は、RAIDがDegradeしているからです。
ada01相当の部分に表示されているHDDは交換品で、当たり前ですが、まだ、RAIDのメンバーとして構成されていません。選択してReplaceボタンを押します。(フォーマット等、不要でした)
ada01をReplaceするか聞いてきます。このHDDは他のRAID用DISKの3TBより大きな4TBなので問題ありませんね。
表示がこのように変わって、置き換え処理中です。この画面は1分程度表示されるだけだったと思います。
再構成中の様子です。念のため、この状況での読み書きは最小限に控えたほうが良いでしょう。
再構築中のHDDの読み書き状況です。
使用済の容量2TB程度でしたが、4時間弱で再構成が完了しました。非常に簡単にHDDの交換が完了。やはり、Freenasは強力なNASです。
パフォーマンスはこれくらいです。
WD 内蔵HDD Red 4TB 3.5inch SATA6.0 64MB IntelliPower WD40EFRX
- 出版社/メーカー: Western Digital
- メディア: Personal Computers
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SSD Crucial MX100 利用開始 [PC]
私はPATA時代の古いノートPCのSSD換装をしていたくらいで、比較的早い時期からSSDを使用しています。
たまたま、デスクトップ用に最初に入手したSATA SSDが無名コントローラーの遅いSSDもので、その次に購入した第一世代のINTEL SSD X-25Mプチフリ(いまとなっては、ほぼ、死語ですが)皆無の素晴らしい性能のもので、動作も大変安定しており、その後は殆どINTEL SSDを使用してきています。メインのデスクトップ用にはINTELの520シリーズの容量120GBのSSDを使用していました。
メインのデスクトップPCのは、色々なアプリを入れている関係で、システムドライブが120GBでは不足気味になっていました。大容量のSSDに交換を検討したところ、CrucialのMX100という製品が安価かつ高性能ということで興味を持っていたので、試してみることにしました。
購入したのは、256GB版です。120GBのSSDを11000円程度で購入したので、容量単価は半額くらいまで落ちたことになります。
Crucial MX100 2.5インチ内蔵型SSD 256GB SATAIII CT256MX100SSD1
- 出版社/メーカー: Crucial Technology
- メディア: Personal Computers
システムディスクのクローンに、フリーソフトを使用するつもりでしたが、なんと、Acronisのツールのダウンロード用のコードが付属していました。常にこのダウンロード権が付属しているのかは不明ですが、うれしい誤算でした。
まずは、USB HDDスタンドに設置し、Westen DigitalのData Lifeguard Diagnosticでテストして、エラーが無い事を確認。USB3.0接続ということも有り、完全チェックに30分掛かりませんでした。
- 出版社/メーカー: センチュリー
- メディア: Personal Computers
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NEC VersaPRO VXを購入 VJ25T/X-F PC-VJ25TXZDF PC-VJ25TXRDALYFADZZY [PC]
NECの安い大型ディスプレイのノートPCを購入しました。NEC VersaPro VX ベースモデルはVJ25T/X-F。詳細名はPC-VJ25TXRDALYFADZZYとなります。
オーディオルームにこもっているときの作業用で持ち運びは想定せず、画面サイズの大きいものを選びました。NECの2012年モデルで値段は5万円台前半。さすがに筐体はプラスチックでやすっぽい。
CPUはSandy Bridge時代のCore i5 3210Mで、パワー的には十分でしょう。15.4インチのHD+液晶(1600x900Pixcel)は、価格を考えると非常に優秀。本当はFHD採用の製品欲しかったけど10万円近くなるので、サブ用途にはそこまで出す気にならなかったのです。
購入の決め手になったのは、液晶の解像度に加えてストレージが128GBのSSDであること。HDDなら交換前提になるので、ここでもコストが変わってきます。採用されていたのは、信頼出来るSandisk製品でした。DIY市場への小売りは最近ですが、メーカーへの量販は昔からやってましたからね。これはmSATAタイプのもので、通常の2.5インチHDDを収納する空間は開いています。試しに2.5インチHDDをいれたところ、ちゃんと認識したので、128GBのSSDをシステム領域として使用し、データ領域をHDDに分割して使うことも可能です。これは、予想していなかったメリット。
Win7pro 32bitがインストールされてますが、Win8Pro 64bitのダウングレードモデルなので、最新のWindows8.1Proにすることが可能です。Win7環境のリカバリーディスクを作ってからWin8Pro入れてWindows Updateして8.1にして… 凄く面倒でした。64bit版OSの最大のメリットはメモリを大量に搭載できること。本機は16GBまで増設可能です。搭載されているメモリはノート用のDDR3 SO-DIMM 4GBが1枚。空きスロットが1個あるので、4GBのメモリを1枚増設して、合計8GBにする予定。
微妙なのは無線LANを内蔵していないことと、今時期USB3.0非対応(当時のChipsetで唯一USB3.0非対応のものを使っている)ですが、まあ、用途を考えると特に問題なさそう。無線LANはUSB2.0の150Mのものをとりあえず使っています。
購入先は下記の画像から、NTT-Xです。
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Freenasでバックアップ体制 [PC]
両親のPC環境。バックアップ用のNASが古く容量も速度も不足の感があったので、手持ちの部品を流用して環境を整備しなおしました。
手元にHP ML110G5(Celeron440)があまっていたので、それを使用。制限事項としては、ML110G5は最新のBIOSでも3TBのHDDを正常に認識しないので、使用するHDDは2TBが上限となります。 ← 私の勘違いでした。起動ドライブとしては2TB以上のものを使用できないだけです。Freenasの起動ドライブは小容量のUSB DISK。データドライブとしては、現在4TBのWD REDを認識しています。
NASとしての使用の信頼性を考え、WD REDの2TBを4台使用しRAID Zを組むことにしました。使用可能容量が6TBあれば、デジタルフォトを趣味としている母にとっても、当面は充分な容量でしょう。メモリは、私の旧環境で使用していたDDR2メモリを使用。8GB分用意しました。RAID Zは大容量メモリを必要とするようです。
Freenasは最新版の9.2.1.7を使用。9.2.1.5までは妙に不安定な印象でしたが、私が現在使用している9.2.1.6以降は問題なく動作しているようです。
特に凝った設定はしていませんが、ネットワークドライブにマウントしたものを、定番のCrystalDiskMarkでベンチマークを撮った結果、このくらいのスピードが出ています。
Western Digital 3.5インチ内蔵HDD WD Red 3TB バルクハードディスク【WD30EFRX】
- 出版社/メーカー: Western Digital
- メディア: エレクトロニクス
WESTERNDIGITAL WD40EFRX BOX 4TB 3.5インチ内蔵ハードディスクドライブ WD Redシリーズ
- 出版社/メーカー: Western Digital
- メディア: エレクトロニクス
Western Digital 3.5インチ内蔵HDD WD Red 2TB バルクハードディスク【WD20EFRX】
- 出版社/メーカー: Western Digital
- メディア: エレクトロニクス
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