MUSIC：螺旋館Blog @ So-net：So-netブログ

	ブログをはじめるログイン

矢野顕子　音楽堂　 [MUSIC]

矢野顕子の弾き語り新作、音楽堂がとても良いです。

私がずっと愛聴しているレコードに、矢野顕子のSUPER FOLK SONGSがあります。これも、同じ吉野金次さんの録音。とても録音の質がよく、演奏のニュアンスが非常にうまく入っています。オーディオ装置の音楽性というのは、ちょっと説明しにくいのですが、こういう音楽的に良いレコードから、そういう要素を引出してくれるか否か？ではないかと思っています。ずっと、私のオーディオチェックＣＤというか、ちゃんと音楽的な再生ができているのかをチェックするための基準のひとつとして愛用していました。

この、音楽堂も同じように、今後、私のオーディオセットの健康診断だったり、もちろん、音楽を聴いてリラックスするためとか、ヘビーローテーションで聞くことになりそうです。

吉野さんは、日本発の宅録？の、HOSONO HOUSE等にも担当していました。何年か前に体調を崩され、矢野顕子さんが発起人となってチャリティコンサートも開催（チケット完売で、いけなかったのだけれども）されたほど、ミュージシャンに愛されている人です。こんな素晴らしいレコードを作れる人ですからね。

細野晴臣さんが、吉野さんについて、とても良い文章を書いてらっしゃるので、興味をもたれた方はぜひご覧ください。ミキサー：吉野金次さんのこと

今日のオーディオ装置。

AIRBOW TL-2KAI + AIRBOW DAC-1 Cryo limited

APEQ-2 PRO DIO
QUAD QC24

LEAK STEREO20
SONUS FABER MINIMA + STAND MINIMA

音楽堂

アーティスト: 吉野金次
出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日: 2010/02/10
メディア: CD

SUPER FOLK SONG

アーティスト:
出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
発売日: 1992/06/01
メディア: CD

HOSONO HOUSE

アーティスト: 細野晴臣
出版社/メーカー: キングレコード
発売日: 2005/03/24
メディア: CD

2010-02-11 15:20 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)
共通テーマ：音楽

第二期 SADISTIC MICA BAND LIVE DVD化！！　晴天 LIVE IN TOKYO 1989　[MUSIC]

加藤和彦追悼というのが、悲しくてやりきれないのですが、今までDVD化されていなかった、桐嶋かれんVocalの第二期サディスティック・ミカ・バンドのライブがDVD化されました。

第三期のMCで、30数年ぶりに再結成と発言するなど、なんだか、無かった事にされているような（？）第二期ミカバンドですが、私にとっては、このライブのON AIRをたまたまテレビで見たのが、私が1970年代の日本のロックを聴くようになったキッカケだったので、非常に思い入れがあるのです。このライブのLDは持っているのですが、最近、LD PLAYERの電源をONにしたこともなく、再生できるのかすら不安だったので、DVD化はうれしいニュースです。

晴天 LIVE IN TOKYO 1989 [DVD]

出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
メディア: DVD

ライブCDには入っていない、どんたくが入っているのが見逃せません。

晴天

アーティスト:
出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
発売日: 2006/08/23
メディア: CD

こちらがライブCD。え？第二期のアルバム、天晴は、絶版？？？

加藤和彦ラスト・メッセージ

作者: 加藤和彦
出版社/メーカー: 文藝春秋
発売日: 2009/12/16
メディア: 単行本

MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2009年 12月号 [雑誌]

作者:
出版社/メーカー: ミュージックマガジン
発売日: 2009/11/20
メディア: 雑誌

2010-01-01 02:57 nice!(1) コメント(0) トラックバック(0)
共通テーマ：音楽

はちみつぱい CD-BOX ・THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974　[MUSIC]

はちみつぱいの貴重なライブ音源が復活しました。

製作の途中で、企画段階時よりも高音質音源が発掘されるなどして、発売までには時間がかかりましたが、とても良いものに仕上がったと思います。もともとレコード化する予定のなかった35年以上前の音源がこれだけの音質でCD化されたのは奇蹟に近いでしょう。

しっかりした存在感のあるボックスに入っています。豪華9枚組＋ブックレット

リアルタイムのはちみつぱいファンではない私が聴くと、今までレコード化された音源で聞きなれた曲とは違う初期のアレンジや歌詞が聞けるのが非常に新鮮。演奏のたびに変化していったというのは本当です。ファン必聴の9枚組。

これで、過去のはちみつぱいの音源はおしまい。The Final Tapesにつぐく、Last CDがあることを期待しつつ。

# 購入が遅れたのは、先月は他のCD BOXを2個買って、ソフト代が5万円を超えていたから^^；

THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974

アーティスト:
出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
発売日: 2009/10/21
メディア: CD

2009-11-30 01:57 nice!(1) コメント(0) トラックバック(0)
共通テーマ：音楽

MOONRIDERS 30th Anniversary Live! Blu-ray を観る・聴く　 [MUSIC]

MOONRIDERSのLive BDが出るなんて、長くファンをしているものです。

しかも、DTS HD Master Audioでマルチチャンネル収録だ。初回再生時、あせらずにオーディオトラックの選択をして欲しい。

映像は35Mbｐ前後のAVC 24P収録。音声は5.1ch 48kHz 5.8Mbps前後。

当時からライブDVD化の案はあったのでしょうか？映画マニアの受難の為の収録映像です。だから、24P収録。フィルム的なジャダー感も含めて、非常に映画的な映像。（こういうときは、TVの倍速スキャンを止めるのだ）明るさ控えめ。モニターをシネマモードにすると、ちょっと暗すぎたので、スタンダードモードで視聴。

演奏について綿密な打ち合わせをしたのだろうなぁ。実に良いところをカメラに収めていて、見事なカット割。カット数の豊富さもあって、よくあるステージが移ってるだけのライブDVD（BDだが）とは全然違いますよ。白井監督、いい仕事をしています。

リアチャンネルは、アンビエント成分に加えて、観客席の拍手などが入っているので、観客席にいる気分に浸りつつ鑑賞。

夜空をバックに大寒町を歌うあがた森魚のシーンは圧巻。

音質も、ライブ感も大切にしたサウンドデザインも非常に良好。クリアな音質と、ライブの雰囲気の両立に成功しています。収録時のサンプリングレートに忠実な収録ができるDVDやBD音楽ソフトは、作り方を間違えていなければ、すでに音楽CDより高音質です。

3年前のあの日、私も日比谷野外音楽堂にいました。さすがBDの解像度。観客席に自分を確認できましたよ（笑