SSブログ

オークションと中古オーディオ [AUDIO]

オークションで落札したQUADのパワーアンプを、テスト用のスピーカーで動作確認した後、念のため中を開いてみると、なかなか愉快な改造がされていました。

電源からパワーアンプ基板に入るケーブルを太くしているのはまだ理解できるのですが、パワーアンプからスピーカー端子へ入る配線が細いエナメル線になっていました。出力100Wを超えるパワーアンプでこれは危険です!オリジナルでは0.75SQの線が使用されている箇所です。

# 改造箇所が配線だけだったのは幸いでした。これなら、元の状態に戻すことが可能です。

エナメル線や細い電話線をスピーカーケーブルとして薦めてるショップや自作系のライターがいるので、それの影響でしょうか?半田付けも下手で、電気回路の自作について理解のある人の作業とは思えませんでした。

まあ、私も電気回路については自学自習程度の素人のくせに、市販品を弄りたい時期があったので、少しでも良い音を求めて、素人判断で改造した人の気持ちが判らないこともないですが、危険な改造であることは間違いありません。

この出品物については、出品者の方もセカンドオーナー以降で、ジャンク扱いと安く出品していました。私も、万が一、自分で手に負えなかった場合、メーカーメンテナンスに出しても大丈夫な価格で落札したので、取引上は全く問題は無く、このエントリーでも不満を言うつもりはありません。

ただ、オークションや一部の中古販売店で、このような危険な状態の商品が取り扱われている可能性は意識しておいた方が良さそうです。もっと困るのはオリジナルで使用されているパーツに劣る品質の部品で、安上がりな修理をする業者。それなら、現状品を安く売ってくれたほうが助かるんだけどなぁ…

スポンサーリンク
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。