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AVアンプの音質改善方法 ~ バイアンプの導入 [AV FAQ]

AVアンプの多くは、同価格帯のステレオアンプに比べて、チャンネル数が多く、機能が多く非常にお買い得です。チャンネル当たりのコストが安いから、音質が劣るのでは?と思う人も多いと思いますが、いまや、ステレオアンプとAVアンプの売り上げ比は後者が圧倒的に多く、量産効果もあって、AVアンプは非常の価格性能比の優れたものです。

既に、AVアンプを使用している人で、音質アップについて検討している人は多いでしょう。
新しいオーディオフォーマットに対応する為には、プロセッサ部分の変更が必要になるため、AVアンプを交換するしかありません。しかし、一般的な音質改善のための方法は色々あります。ケーブルや振動対策などですね。

今回は、アクセサリー類ではなく、もっと本質的な音質改善の手法について考えてみます。バイアンプ接続の導入です。バイアンプ接続は、スピーカーの再生音を1ランクアップさせる可能性の高い駆動方法です。
ケーブルをツィータ用とウーファー用に分けるだけのバイワイヤリング接続と異なり、バイアンプ接続は、ツィータとウーファーを、それぞれ別々のアンプで駆動するのですから、効果が大きい事は想像できるでしょう?もちろん、ツィータ用とウーファー用のスピーカー端子が独立している、バイワイヤリング/バイアンプ対応のスピーカーが必要です。

私がリビングシアター用に使っているSONYのTA-DA3400ESは、使用していないリアチャンネル用のパワーアンプをバイアンプ用に利用する事が出来るので、私も、フロントスピーカーのPMC TB1をバイアンプ駆動で楽しんでいます。音のクリアになるのが、わかります。そういった機能を持っていないAVアンプを使用している人や、余ってるチャンネルがない人はどうすればよいでしょう?

大抵のAVアンプにはAVプリ出力がついているので、AVアンプのフロントアウトのプリ出力を、別に用意した2chアンプに接続して、バイアンプ接続をすればよいのです。

AVアンプのバイアンプ化接続図

ただし、ウーファーとツィータの音量を揃える為に、外付けのパワーアンプは、入力アッティネータをもっているものが好ましいでしょう。すでに入力アッティネータをもっていないアンプを所有している場合は、アッティネータを別に用意すればよいでしょう。多少、接続は複雑になりますが、このような接続によって、AVアンプのバイアンプ化が可能になります。


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