QUAD 新型真空管アンプ QC-twentyfour + 古いトランジスタアンプ 606 [AUDIO]
新型の真空管プリアンプ QUAD QC24と、20年前の古いトランジスタアンプ QUAD 606の組み合わせをやってみました。
中古で入手した606の動作確認用だったのですが、ふと、古いトランジスタアンプと新しい真空管アンプという言葉が頭に浮かんで、笑ってしまいました。
あまり見ない組み合わせですが、デザイン的には、充分マッチしています。
ROGERSのLS3/5aやJORDANのフルレンジなど、小型スピーカーを中心に鳴らしてみましたが、非常に魅力的な音質でした。これなら、メインでも充分使えそう。(今回の606の役目はメインのスピーカー用ではないのですが、もったいないかも???
現代のオーディオの流行を考えても、真空管プリアンプで音を魅力的に演出し、トランジスタアンプでどのようなスピーカーでもそつなく駆動する。というのは、理にかなったやり方だと思います。以前も書きましたが、能率やインピーダンスの問題で、真空管パワーアンプとは相性の良くないスピーカーを、真空管アンプの味付けで鳴らしたい場合は、QC24のような魅力的な音の真空管プリアンプと、スピーカーをしっかり駆動できる、音に癖の少ないパワーアンプの組み合わせが良いのではないかと思います。
真空管アンプに興味を持っている人は、まず、プリアンプから考えてみてはいかがでしょう?
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