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KEF LS50 視聴 [AUDIO]

今日、オーディオユニオン御茶ノ水店で、以前から気になっていたKEF LS50を視聴することが出来ました。

アンプはAURAのシンプルなプリメイン。スピーカーケーブルも、かなり細いものが使われていました。ある意味、LS50の使用環境としてリアリティのあるものだと思います。

第一印象は、サイズを超えた立派な低音で、朗々となっているのに驚きました。思っていた以上にLS3/5Aのバランスに近いです。(カタログでは、LS3/5Aを意識と書かれていましたが、話半分に予想していたのです。)

LS3/5Aの音のバランスに近いといっても、上記の様に低域はずっと良く出ていて、今の私のLS3/5Aに専用ウーファーのAB1を追加した低音の量に近い印象です。勿論、小口径スピーカーなので超低域は出ていませんが、一般的な低域の帯域はカバーしていて、別途サブウーファーが欲しくなることは、普通の使用環境では無いように思います。低域とバランスが取れるように、勿論、高域も綺麗に伸びています。LS3/5Aの良いイメージを踏襲しつつ、現代の音にうまくリファインされていると言う感じ。

そこそこの音量で聴いているときに、キャビネットに触れてみましたが、箱鳴りも少なく、嫌な付帯音は殆ど出ていないと思います。家庭での一般的な視聴音量で、箱鳴りがきになることはないでしょう。勿論、キャビネットの仕上げの質感も高いです。

工夫した形状のバスレフダクトのせいか、バスレフの嫌な音は出ていないように思いましたが、そもそも私はバスレフの低音に違和感を感じない方なので、バスレフの低音を嫌ってる方は話半分で聞いてください。

正直、この音質でペアの定価115000円(実売は10万円台)は激安とおもいます。おそらく、同価格帯の中では圧倒的な存在で、20~30万円クラスと比べても、非常によくできているスピーカーと思いました。例えば、7~8万円でスピーカーの購入を考えている人は、頑張ってLS50を買うための予算の都合をつけるべき。20~30万円の予算で小型ブックシェルフを検討している人は、一度LS50を聴いてから、考えたら、幸せになれるかも?と、感じるた程です。

この数年、常識的な値段の新製品スピーカーで、これほど強く感心した製品は始めてです。(一応、例年、インターナショナルオーディオショウには通ってます。)最初の安い値段で売り始められた時のQUAD 11Lよりも、はるかに価格性能比で驚きました。(英国でのQUADの値段はもっと安いのですが)

勿論、これくらいの値段の英国製スピーカーは、殆どがMADE IN CHINAなので、CHINAからの流通コスト的には、欧州に送っても、アメリカに送っても、日本に送っても大差ないか、日本が安いくらいだろう想像します。

代理店がまっとうな商売をしていれば、国際価格での商売が成り立つはずなのですが…

# 日本のオーディオ輸入業者は、本当にロクデモナイところが多いと思う。











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