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スターカッド線でバイワイヤリング対応ケーブルの作成 [AUDIO]

入手したセンタースピーカーがバイワイヤリング対応のモノだったので、バイワイヤリング用にスピーカーケーブルを作りました。まあ、作るというほど大げさなものではないですね。ケーブルの末端処理です。

以前ご紹介したバイワイヤリング接続の方法についてで、詳しく説明しています。

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このパターンの実施例です。

部品箱をあさっていたら、古い日立のLC-OFC線のスタガット線が出てきたので、それを使います。英語表記だとSTAR QUAD CABLE。

本来、スタガット線はバイワイヤリング用のケーブルではなく、対ノイズ性を高くする目的のものです。導線が4本入っていて、通常は斜め向かい同士を接続して1組の+/-用(すなわち1チャンネル用)として使います。スピーカー側の接続をちょっと変えれば、バイワイヤリング用に手ごろです。実際、市販の多くのバイワイヤリング対応のスピーカーケーブルは、スターガット構造のケーブルを利用したものです。

DSC01633.JPG


センタースピーカー用なので1本だけ作りました。私は、外側の被覆は10cmくらい切り取るようにしています。

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アンプ側の端子は1つなので、向かい同士のケーブルを寄り合わせます。両方このように処理するのが、通常のスターカッドケーブルの使い方です。AVアンプのスピーカー端子は間隔が狭いので、オーディオテクニカのバナナプラグを使いました。このように外部が絶縁されたタイプのバナナプラグがショートの危険が少なく安全です。

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スピーカー側は、バイワイヤリング用ですから、2組、4個の端子を用意します。こちらはYラグで処理しました。バナナプラグよりY型端子の方が接触面積を広く接触圧力を強く取れるので、音質的には有利です。一方、端子間の距離が短い場合は、短絡の危険性もあるので注意が必要です。あとは、スピーカー端子の太さに端子の大きさを揃える必要があるのも、ちょっと面倒ですね。多くは6mmか8mmですが、古い設計のものだともっと細いですし、スピーカーを入れ替えると6mmで処理したYラグが入らなくなったり…

このケーブルを用いて、リビングの52インチの液晶TVで作ったリビングシアターにセンタースピーカー PMC TB1Cを導入しました。フロントスピーカー間隔は1.8mとそれほど広くないのに、センタースピーカーの効果は大きいですね。やはり人の声の音像が虚像から実像になる差は大きいです。


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