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実在していた、ALTEC 409A [AUDIO]

比較的お手軽なビンテージスピーカーとして人気のある、ALTECの409の系統ですが、一般に知られている一番古いタイプが409Bです。きっと、409Aもあるのだろうと思っていたのですが、やはり実在していたようです。少量生産だったのでしょうか?

ALTECの409A
 
ALTEC409A裏面
 
ALTEC409Aの元箱
 

JensenにALTEC 409Bや上記の409Aそっくりのディフューザー付のツィータを持つK80という20cm同軸ユニットがあります。時期的に409Bより古く見えるので、これがALTECの409の原型ではないかと思います。また、JensenがHeathkitに提供した20cm同軸も409と同じコーン紙にそっくりなツィータを搭載しているので、兄弟ユニットと考えてよいでしょう。なお、丸穴を利用したデュフューザーについては、Universityという会社のパテントにあります。Universityでは、ダブルコーンの部分に適用されていました。そのUniversityはALTECに合流しています。

409Bもツィータのタイプに数種類のバリエーションがありますし、私が所有する409Bはマグネットが四角形のフェライト。403Aのアルニコマグネット版も持っているので、ひょっとしたら409Bのアルニコタイプもあったかも?生産期間が長いので、複数の仕様があるのでしょう。

現在も409Bに似た外観のユニットを作っている会社はありますが、それらは見た目を似せただけですね。

P.S. 某中古ショップのページで、ウーファーの401か402を409Aと書いているのがありますが、あれは間違い。401や402はウーファーなので、ツィータの2000や3000と組み合わせて使いました。


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