こういう自作オーディオマニアは信用してはいけない [AV FAQ]
未だに自作オーディオが安価という人がいますが、大きな間違いです。トラックバック先のとのじさんの意見に100%賛成です。
自作は高い-当たり前の事実それに、作例の100%コピーで作るにしても、 きれいに仕上げるための道具類、電動サンダーなどを集めていくと、結構なコストになります。(やはり、ある程度ちゃんとした外観のものを使いたいので)私は趣味で多少は自作スピーカー作り等もやっていますが、失敗や道具を集めるのにかかったコストを考えると、結構な額になっていると思います。
私は、自作に関る苦労を自分の楽しみと考え、多少の出費で楽しむことが出来るから面白い部分を含めて、自作を楽しんでいます。もちろん、失敗したら、それはそれで面白いと考える心の余裕が必要ですね。
さて、ここからが本題。過去の経験から言えるのは、アンプ自作にせよスピーカー自作にせよ、自作品しか使っていない人の音は、色々な意味でバランスを崩していて、良くない音のことが多いと思います。良し悪しはあるにせよ、きちんとしたメーカーが作っているものは、最低限のバランスや、抑えておかなければならない音質面でのポイントがあります。
自作スピーカー最高!といいいながら、比較しているスピーカーが、自分が過去に使っていた安いスピーカーでは話になりません。
かつてのオーディオブームの頃、3~5WAYのマルチチャンネルでシステムを組んでるようなマニアも、良質なフルレンジスピーカー一発や、シンプルな小型~中型ブックシェルフの音の良いものをサブシステムにもち、それらの音をレファレンスにして、自分の出している音が、標準的なものから外れていないか確認するのが常でした。
無責任に自作を薦める人には、そういった謙虚さが根本的にかけていると思うのです。しかも総じて自作品可愛さのあまり、音の善し悪しの客観的な判断が出来ません。有名な工業製品をけなす事しかできないのです。購入相談に自作を勧めてくるような人は、その時点でアウト。付き合いを避けるべきです。そういう人を参考にしても、決して、良い音にたどり着くことは出来ません。
スポンサーリンク
コメント 0