気は確かか?NHK! [DIARY]
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080212/pony.htm
かぐやが撮影した、月と地球のハイビジョン映像をパッケージ化するというのである。
まあ、100歩譲って、NHKが各世帯から徴収しているの視聴料のことは抜きにしよう。
しかし、ここで、なぜ、HD DVDのみの提供だ?なにか、裏があるのかと、勘ぐらずにはいられない。
大手映画会社に続き、アメリカの流通もBlu-Ray支持に回り、早々にフォーマット戦争が終結したと思われる次世代Discフォーマットにおいて、早々に負け組、決定といわれるHD DVDのみの提供というのが、ありえない。
オンライン映画レンタルのNetflixも「Blu-Ray」一本化へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080212/293497/
米Best Buy、Blu-rayを推奨フォーマットに決定
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080212/bd.htm
日本はもっと決定的。なぜなら、日本はUSとは異なり、レコーダー文化の国で、レコーダーの販売台数において、BDとHD DVDの差は圧倒的。そこに、ゲーム機としてカウントされたりされなかったりする(笑)PS3が加わっている。再生環境の多寡は考えるまでも無い。
NHKは、何を考えているんだ!!!?
P.S.
今後は、Discとネットワークの競合だ。とする技術に疎い人の分析が多々ありますが…
世界的にみて、日本のFTTH普及率は世界的に見て異常に高く、我々は安価に高速回線の恩恵を享受できています。(OECDのデータなんて、国別に評価基準が全然違うから、まったく信用できませんよ。)
その日本ですら、ネットが、たかだか容量700MBのCDを駆逐できない現状が、そう簡単にネットワーク配信がパッケージメディアを駆逐することが出来ないであろう、一つの事例になっているでしょう。
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単に、HD DVDで制作する契約が昨年末までに終わっていて、
オーサリングが進んでいた(工数が発生していた)からでは?
HDビデオのネット配信は、受益者がバックボーンの費用負担を
通信量に比例して要求されると、ビジネスにならないような気がします。
by tany (2008-02-15 00:50)