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北海道教育委員会は、鈴木喜三夫の北海道文化賞を剥奪すべし [DIARY]

北海道文化賞は、北海道教育委員会が主催する賞です。

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/bns/bunnkashou.htm

> 「北海道文化賞」は、北海道の芸術、科学、教育その他の文化の向上発達に関して、特に事績の > 顕著な個人又は団体に贈られ、その功績を称えるものです。 >  また、事績が顕著で今後の活躍が特に期待される個人又は団体には、「北海道文化奨励賞」が > 贈られています。

北海道は、文化活動の盛んな地域なので、この賞は、かなりの権威を持っています。

さて、今回、鈴木喜三夫という演劇関係者が、この賞を受賞し、序章式典において、国家斉唱に参加しなかったというニュースがありました。(下記引用文参照

日本は某国と異なり、個人の信条の自由が保障されていますから、彼が、国家、国旗、国歌に対してある種の感情を持っていても、まあ、それはそれでよいでしょう。

彼の年齢や経歴と、終戦時期と特攻隊のつじつまが合わないといった分析や突っ込みは2chに任せて、ちょっと別の視点で考えてみましょう。

こういう芸術や文化に関する公の賞は、自薦もしくは他薦を受ける事によって、審査の対象になります。従って、鈴木喜三夫氏は、体制側が主催する賞を自ら欲したのです。仮に、他薦であったにせよ、彼には、“体制側”が主催する賞の審査対象になる事を辞退する自由がありました。

すなわち、鈴木喜三夫氏は、体制の保障する賞の権威を欲し、その式典において体制批判をするという、非常に幼稚で破廉恥な行為をしたのです。彼は無理やり公の場に連れて来られたわけではないのです。そんなに反体制を貫きたいのであれば、かれは、体制の主催する賞を辞退するべきでしょう。

最大限悪く解釈した場合、氏は授賞式において国旗・国家を侮辱するためにこの賞を受け取ったともいえます。同時に、賞の権威および歴代の受賞者を侮辱することになるとまでは頭が働かなかったようですが。

鈴木喜三夫氏は、彼の思想や信条ではなく、この破廉恥な精神性によって、批判されるのです。

北海道教育委員会は、彼の賞を剥奪するべきです。そうしなければ、今までの歴代の受賞者を貶めることにもつながりかねません。また、こういった幼稚な人間に賞を与えた審査委員の責任も追及されるべきと考えます。 → 演劇担当者は交代になりました:p

 

 

11月5日17時16分配信 産経新聞

 北海道教委が5日、札幌市内のホテルで行った北海道文化賞贈賞式で、壇上にいた受賞者の1人の演劇演出家、鈴木喜三夫氏(76)と夫人が、国歌斉唱の際いったん起立したものの、国旗に背を向けたまま自席に着席し斉唱に参加しないという一幕があった。  道教委は入学式や卒業式で国歌斉唱の際に起立しない教職員を処分しており、「道教委の行事で国旗・国歌を尊重しない行為があったことは問題だ」との声が上がっている。道教委は「こういう事態は聞いたことがない。事前にこういう考えの人だとは聞いていなかったので、事情を調べる」(吉田洋一教育長)と当惑している。  式典後、鈴木氏は「先の戦争で多くの仲間が特攻隊として死んでいった。とても立って(国歌を)歌う気になれない」と語った。

北海道演劇 1945‐2000

北海道演劇 1945‐2000

  • 作者: 鈴木 喜三夫
  • 出版社/メーカー: 北海道新聞社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本

 

  • ↑ 軽いJOKE:p 演劇界において、それなりの方なのかもしれません。(興味ないので

追記
アクセス履歴 ホスト名: # 211.0.135.170  このIPアドレスは、北海道庁のものです。Googleのキャッシュなど、かなり丁寧にチェックしている痕跡がありました。 仕事しろよ、地方公務員!


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コメント 14

NO NAME

>鈴木喜三夫氏は、体制の保障する賞の権威を欲し、その式典において体制批判をするという、非常に幼稚で破廉恥な行為をしたのです。

右翼の街宣のような文章ですね。

鈴木氏も大人げないとは思いますが、もし本当に剥奪したら、怖いと思います。
by NO NAME (2007-12-02 01:01) 

この賞は、天皇から授かるものではありませんよね。

この賞は、天皇から授かるものではありませんよね。ですから、自分の思想を理由に辞退する必要もなかったし、その発想を持たなかったとしても不思議はありません。ただ、北海道においては教育委員会がゴリゴリの右翼傾向をもつものだというコンセンサスがあったなら話は別です。そういうところからの賞は辞退すべきでしょう。しかし、北海道では教育委員会はゴリゴリの右翼思想の傾向を持つと思われているのでしょうか。

また、北海道の賞なのに、日の丸・君が代がついてくるというのも当然なんでしょうか。日本は、どこでもかしこでも日の丸・君が代を出しすぎだと思います。日の丸君が代を当然とは思えない人々、反対派に対する嫌がらせとして使われるならば、日の丸・君が代もかわいそうなもんだと思いますね。
by この賞は、天皇から授かるものではありませんよね。 (2007-12-02 11:23) 

YAS

言及していない、右翼思想や、天皇陛下を持ち出されても、まともな読解力を持っている人ならば、私の主張の軸がそういうところにないことはわかりますよ。

せめて、人の意見にコメントするときには、最低限の読解力をつけるか、もうちょっとうまく話の軸をずらすテクニックをつけましょう。

なお、本エントリーに書いた事件については、北海道教育委員会内で問題として認識されていて、推薦者や選考者が処分される方向で進んでいると聞いています。 ← 文章がおかしかったので、修正しました。
by YAS (2007-12-02 21:44) 

いやいや

あなたこそ、何も論証してませんよ。

なぜ、鈴木氏が辞退しなければならなかったのですか?あなたはその理由として「体制側」の賞としか書いていない。

その体制とは、どこですか?国ですか?北海道ですか?

北海道ならば、なぜ日の丸君が代に反対している人は辞退しなければいけないのでしょうか。
by いやいや (2007-12-04 21:52) 

YAS

残念ですが、程度の低い言葉遊びには興味がありません。言葉遊びでしたら、他所でどうぞ。

鈴木喜三夫にしては、仲間内で通じるカッコつけのつもりだったのでしょうが、残念ながら世間はそれほど甘くありませんでした。とばっちりを受けた演劇界もお気の毒に。当分、演劇界からは北海道文化賞の受賞者が出ないでしょう。
by YAS (2007-12-04 22:25) 

いやいや

体制って、どこを意味するんですか?

>とばっちりを受けた演劇界もお気の毒に。

私は演劇と全く無関係なんですが、脅しですか(笑)
by いやいや (2007-12-04 22:41) 

YAS

かような、はぐらかしの連続は、気の毒な気分になるだけであり、
私にはあなたを脅す理由などありませんし、あなたにも脅される覚えはないでしょう。
by YAS (2007-12-04 22:50) 

SAY

YASさんの信条や思想といった分析や突っ込みは2chに任せて、ちょっと別の視点で考えてみましょう。

今回の件は、むしろ受賞対象となった彼の業績が純粋に評価された結果だと思います。逆に道教委は、審査の透明性において胸を張るべきではないでしょうか。
by SAY (2007-12-04 23:12) 

YAS

人の文章を茶化すくらいなら、最後までちゃんと読みましょうよ(苦笑

> 道教委は「こういう事態は聞いたことがない。事前にこういう考えの人だとは聞いていなかったので、事情を調べる」(吉田洋一教育長)と当惑している。

とあるので、こういう思想信条の人物に賞を与えるべきだと考えてなかったということですよ。
by YAS (2007-12-04 23:24) 

いやいや

素直になればいいものを(笑)

あなたは書いています。
「彼には、“体制側”が主催する賞の審査対象になる事を辞退する自由がありました」。

与えるべきかどうかではなく、私が聞いているのは、なぜ辞退することを求めるのか?あなたがいう「体制」とは何か、と聞いているんです。あなたが自分で書いたことなんで、ただ聞いているんです。

自ら陥穽に気づかないとは(笑)
by いやいや (2007-12-05 00:09) 

いやはや

誘導尋問に引っかかりやすいというか
釣られやしうというか・・・・
気をつけましょう。
by いやはや (2007-12-05 09:41) 

通りすがりの札幌市民

批判をコメントする人が、論点のズレを認識できないレベルだと議論に
ならないので大変ですなぁ、、、4回もコメントしてあげているだけでも
寛容な対応でしたね。
by 通りすがりの札幌市民 (2007-12-06 07:03) 

YAS

自分に欠けていた視点をコメントしてくれるようなら大歓迎なのですが、
「辞退する自由がある」と指摘する事と「辞退することを求める」事の違いすら判らないレベルの方だと、どうにもお話になりません。

体制が、この場合、北海道教育委員会であり、その上位に位置する、道であり、最終的には、日の丸、君が代で象徴される日本国であることすら理解できないのであれば、なおさらですね。
by YAS (2007-12-06 23:40) 

YAS

このエントリーには、定期的に北海道新聞社からのアクセスがあります。

by YAS (2008-09-19 03:23) 

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