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SONYの新型HDMIケーブルの品質が妙に高い　[Home Theater] [編集]

ソニーの新しいHDMIケーブル DLC-HD10HF を購入しました。

HDMIは1.3aになって、HDMIの伝送帯域が倍に増えたこともあり、ケーブルもHIGH SPEED表記のある、新設計のものが必要といわれています。（実際には、あまり長さの長くないものであれば、従来規格のケーブルでも充分な性能を発揮できると思いますが）今から購入するのであれば、1.3a対応のものを買うのが、精神衛生上も良いでしょう。

HDMIで画音質が変わる現象が生じているのは、HDMIの仕様を読んだ事のある私には意外なことでしたが、数GHｚという非常に高い周波数（CD～DAC間とは比較になりません）を扱っていることや、可変ビットレートであることから、高周波ノイズの発生源になり、他の回路へ及ぼす影響が大きいことが考えられそうです。

残念ながら、質に拘ると「デジタルだからデータは一緒、ケーブルの質で音なんて変わらない。」と言えない時代が続きそうです。

また、音声周波数という低い周波数しか扱った経験のないオーディオ専業メーカーでは、HDMIの高周波を扱えるエンジニアの数が不足している可能性も有ります。

追伸
プロジェクターとBD PLAYER（PS3）接続用にDLC-HD100HFを購入しました。まったく問題なく、高画質で伝送できています。比較的安価ですし、自信をもってお勧めできる長尺HDMIケーブルです。