MOOK付属のMARK AUDIOのフルレンジユニットの音を聴いてきました。 [AUDIO]
音楽之友社のMOOKの付録のMark Audioのスピーカーユニットの音を聴いてきました。以前はステレオ誌の付録だったのですが、独立したMOOKに変わったのですね?最初のFOSTEXのユニットのキットのころから購入していたのですが、いい加減飽きて、去年のパイオニアとFOSTEXのものは購入していませんでした。
私はMark Audio主催のMark氏のスピーカー設計の師匠と言われる、E.J.Jordan や Bandor のユニットを多数愛用しています。弟子のMark氏のスピーカーの音質は、全てのモデルを聴いたわけではないですが、秋葉原の小泉無線の店頭で聴く限りでは、反応が鈍く、あまり関心したことはなく、自分で所有したことはありませんでした。また、上手に鳴ったときのJordanやBandorの様な蠱惑的な音は出ていないと思います。
発売前ですが、今年のMOOKのMark Audioのフルレンジスピーカーの試作機を試聴する機会がありました。上記の様な理由で、それほど期待していなかったのですが、前言撤回。これは、なかなか良いです。小口径フルレンジならではの気持ちよく歯切れのよい音質で、箱やアンプとの組み合わせにもよるでしょうが、口径の印象以上に低域がしっかり出ていました。部屋のサイズにもよるでしょうが、音量も不足感無いくらいの音量が出ていました。箱によりますが、低音も割と出ています。「小さなスピーカーが頑張って、ちょっと驚くくらいの音が出ている。」くらいの評価は与えられます。
Stereo誌の過去のスピーカーユニット付録では、個人的には最高の音質と思いました。このスピーカーがペア6000円以下で入手できるのは、かなりのお買い得だと思います。ただし、私は、メタルコーンフルレンジの高域のキャラクターはあまり気にならない方ですから、あくまでレビュアーの好みにあったと思ってください。
複数使って耐入力をアップしたり、サラウンド用の使用も面白いでしょう。
これならできる特選スピーカーユニットマークオーディオ編 (ONTOMO MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2018/07/19
- メディア: ムック
快音! 真空管サウンドに癒される 特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット (ONTOMO MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2018/05/19
- メディア: ムック
スピーカー工作の基本&実例集2018 (ONTOMO MOOK)
- 作者: Stereo
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2018/07/19
- メディア: ムック
スポンサーリンク