RJ型バスレフ スピーカーエンクロージャーについて [AUDIO]
私がビンテージスピーカーを楽しむのに使っている、スピーカーボックスの一つにRJ型バスレフ箱があります。
1951年に、William Joseph と Franklin Robbins によって、Audio Engineering誌に発表され、数件の特許が申請されています。二人の名前からRJ箱という名前がついています。
この時代、スピーカーはユニット単体とスピーカーボックス別々に販売されるのが普通でした、例えばJBLのスピーカーユニットを買った人は、JBL製の箱を買ってもよいし、自作や、他社製品、キットメーカーのスピーカーボックスを選ぶなど、多様な選択肢がありました。当時のElectro Voice社のカタログには、自社製のスピーカーユニットに適合する、自社以外のスピーカーボックスメーカーの紹介もありました。
スピーカーユニットを自社生産していないメーカーも、自社の工夫や意匠を凝らしたスピーカーキャビネットで、オーディオに参入していたのです。RJ社もそういう時代のスピーカーボックス専業メーカーの一つです。
フロント面が2重になっていて、その隙間とスピーカーユニットの開口部分がバスレフダクトを兼ねています。そのため、当時の製品としては比較的コンパクトなのが特徴です。また、開口部分の形状が特徴的な形状をしていて、回折効果により、音の拡散に効果があると謳っていました。
12インチと15インチ用の箱を出していたようで、寸法比や仕上げ、完成品/キット等に幾つかのバリエーションがあったようです。
ご覧のとおり、バッフル面にツィータをマウントする場所が無いので、私は主に同軸スピーカー用に使用しています。この写真では、GE社のA1-400型同軸スピーカーをマウントしています。
古い設計のスピーカーユニット&ボックスなので、地を這う低音は無理ですが、自然で弾むような低音を聴かせてくれて、好きな組み合わせの一つです。材質も当時の良質な米松合板。現在手に入る材料で、同じ寸法のスピーカーボックスを作っても、同じ音は出ないでしょう。
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1951年に、William Joseph と Franklin Robbins によって、Audio Engineering誌に発表され、数件の特許が申請されています。二人の名前からRJ箱という名前がついています。
この時代、スピーカーはユニット単体とスピーカーボックス別々に販売されるのが普通でした、例えばJBLのスピーカーユニットを買った人は、JBL製の箱を買ってもよいし、自作や、他社製品、キットメーカーのスピーカーボックスを選ぶなど、多様な選択肢がありました。当時のElectro Voice社のカタログには、自社製のスピーカーユニットに適合する、自社以外のスピーカーボックスメーカーの紹介もありました。
スピーカーユニットを自社生産していないメーカーも、自社の工夫や意匠を凝らしたスピーカーキャビネットで、オーディオに参入していたのです。RJ社もそういう時代のスピーカーボックス専業メーカーの一つです。
フロント面が2重になっていて、その隙間とスピーカーユニットの開口部分がバスレフダクトを兼ねています。そのため、当時の製品としては比較的コンパクトなのが特徴です。また、開口部分の形状が特徴的な形状をしていて、回折効果により、音の拡散に効果があると謳っていました。
12インチと15インチ用の箱を出していたようで、寸法比や仕上げ、完成品/キット等に幾つかのバリエーションがあったようです。
ご覧のとおり、バッフル面にツィータをマウントする場所が無いので、私は主に同軸スピーカー用に使用しています。この写真では、GE社のA1-400型同軸スピーカーをマウントしています。
古い設計のスピーカーユニット&ボックスなので、地を這う低音は無理ですが、自然で弾むような低音を聴かせてくれて、好きな組み合わせの一つです。材質も当時の良質な米松合板。現在手に入る材料で、同じ寸法のスピーカーボックスを作っても、同じ音は出ないでしょう。
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