QUAD QC twenty four 導入 [AUDIO]
2CHオーデオシステム用にQUADの新型真空管プリアンプ QC-24を導入しました。オリジナル(?)のQUAD 22のユーザーでもありますが、このプリアンプはヴィンテージのパワーアンプと組合わせても面白いのではないか？と、判断しての購入です。
店頭やオーディオショーのデモでこのプリアンプが高音質なことはしっていましたが、自分のシステムに組み込んで、あらためて、予想以上に良い音であることが確認できました。
歴代のQUADのプリの中では、このQC24は機能的にはセレクターと音量調整のみと、非常にシンプルです。一方、良い意味で積極的に音を作っています。今の時代に真空管のアンプを出すというのは、球の美味しい音を、音作りに利用しなければ意味がないと考えるので、この設計方針は、私は大賛成です。
センターの音像がしっかりしますが、音場が狭くなる感じはありません。音場内の音の密度が上昇する印象です。超低域までいかない低域に、音の厚みとちょっとした弾むような質感のアクセントが付きます、これにより聴感上の低域がアップします。
トータルとしては、低域の量感のアップと共に、音に熱気がプラスされ、音楽を楽しく演出してくれます。 もし、あなたのシステムに対する不満が、音楽を楽しめないと感じているのであれば、音質改善の為の切り札として、QUAD QC-24を候補にしてください。組合わせるパワーアンプは真空管である必要はありません。プリメインアンプと組合わせても良いでしょう。（この場合、入力端子はQC24を利用し、QC24のプリ出力をプリメインアンプのCD入力しボリューム全開にして、プリメインをパワーアンプ的に使います。）
きっと、良い結果が得られると思います。
QUAD QC-twenty four プリアンプ QC-twentyfour
- 出版社/メーカー: QUAD
- メディア:
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