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General Electricの同軸スピーカー A1-400 / A1-401 [AUDIO]
世界最大のコングロマリッド ゼネラル・エレクトリック社が、オーディオに力を入れていた1950年代に、同社のオーディオラインナップでもっとも高価だったスピーカーが、12インチ同軸のGE A1-400 と GE A1-401です。
ホームユース向けの製品だった為、当時の日本には殆ど輸入されていなかったのではないかと思います。文献を調べてみると、A1-400は1950年代前半。A1-401は1958年の資料に載っていたので、ステレオ時代にモデルチェンジしたのが、A1-401かも知れません。

ウーファーの全面を音響フィルターで覆った、非常に特徴的な外観のA1-400。
音響フィルタはツィータのマウンタも兼ねています。コーンツィータと12インチウーファーの組み合わせによる同軸スピーカーです。A1-401は音響フィルターの色が金色になっています。
特徴的なのは、音響フィルタだけでなく、ウーファーは特徴的な逆カーブ(お椀型)のコーン紙を持つ珍しい形のもので、高域特性をコントロールしています。ツィータはフルレンジと見間違うほど巨大なマグネットと金属製のイコライザーと音響フィルタ(A1-400の写真だと金色の部分)を持つ非常に高級なものを使っています。

当時のアメリカの高級スピーカーは高域特性を15kHz程度を目標に作られていたので、現在のオーディオソースを再生しても特に帯域が狭いという印象はありません。歯切れがよく心地よい音楽再生をしてくれます。
当時のGE社製のスピーカーボックスは、大型のキャビネットのフロント面下半分に3/4インチの穴をたくさんあけ、穴を後ろから塞ぐなどして、部屋の特性に合わせて低域を調整するGE型バスレフといわれるものです。故長岡鉄男氏も古典的バスレフ箱の例として、三菱のP-610用の箱の設計で採用していました。
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ホームユース向けの製品だった為、当時の日本には殆ど輸入されていなかったのではないかと思います。文献を調べてみると、A1-400は1950年代前半。A1-401は1958年の資料に載っていたので、ステレオ時代にモデルチェンジしたのが、A1-401かも知れません。

ウーファーの全面を音響フィルターで覆った、非常に特徴的な外観のA1-400。
音響フィルタはツィータのマウンタも兼ねています。コーンツィータと12インチウーファーの組み合わせによる同軸スピーカーです。A1-401は音響フィルターの色が金色になっています。
特徴的なのは、音響フィルタだけでなく、ウーファーは特徴的な逆カーブ(お椀型)のコーン紙を持つ珍しい形のもので、高域特性をコントロールしています。ツィータはフルレンジと見間違うほど巨大なマグネットと金属製のイコライザーと音響フィルタ(A1-400の写真だと金色の部分)を持つ非常に高級なものを使っています。
当時のアメリカの高級スピーカーは高域特性を15kHz程度を目標に作られていたので、現在のオーディオソースを再生しても特に帯域が狭いという印象はありません。歯切れがよく心地よい音楽再生をしてくれます。
当時のGE社製のスピーカーボックスは、大型のキャビネットのフロント面下半分に3/4インチの穴をたくさんあけ、穴を後ろから塞ぐなどして、部屋の特性に合わせて低域を調整するGE型バスレフといわれるものです。故長岡鉄男氏も古典的バスレフ箱の例として、三菱のP-610用の箱の設計で採用していました。
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