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Audioquest のダブルスタガットスピーカーケーブル Rocket44 / Bedrock の末端処理方法 [AUDIO]

Audioquestは安価な製品から超高額製品まで、多種多様なオーディオケーブルを販売しているメーカーです。

最近、オーディオ店に行っても、ある程度上級の性能のスピーカーケーブルの切り売りは少なくなっている印象を受けますが、AudioquestはRocket44という5000/m程度の比較的高級で接続が比較的複雑なケーブルを販売しています。

このケーブル、いわゆるスターガット線が2列横に結合されている構造で、高域用と低域用で、素材、線径を変えた単線が、HOT/COLDあわせて合計8本あります。配線もちょっと複雑。これを切り売り用として販売しても、販売店のフォローがなければ、正しく使えるユーザーは少ないような気がします。 

写真は、BedrockというRocketよりも前のモデルですが、同一構造の製品で、最近、私が愛用しているものです。

末端処理の写真を載せるので、興味のある方は参考にしてください。なお、私はバナナプラグをハンダ付けしたあと、熱収縮チューブで処理しています。この処理をすると、機械的にも丈夫になりますし、見た目もメーカー完成品に近い感じになります。

DSC_5623.JPG

アンプ側は、2個並行になっているスタガット線から、それぞれホットとコールド側を撚り合わせます。この処理を勘違いしている人が多いようです。(某中古オーディオ店の過去商品写真を確認したら、DIY工作のBedrockの大多数が配線ミスをしていました。)

DSC_5625.JPG

スピーカー側はバイワイヤリング対応で仕上げました。高域用と低域用は、銅線の太さが異なります。

LRで40本の導線の被覆をむいてこのように処理するのは、結構大変な作業で、これくらいになるとメーカーが末端処理までしたスピーカーケーブルと切り売りケーブルの価格差が納得できるかな?という気がしました。

それにしても、最近はオーディオ店の店頭をチェックしても切り売りのスピーカーケーブルは少ないし、ラインケーブルに至っては、殆ど無いし、ちょっとツマラナイですね。

 


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