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写真用PCを組む [PC]

母のデジタルフォト用のPCがかなり古くなってスペック的に時代遅れ。EOS 5Dmk3の巨大なRAWファイルをPhotoshop CS6で開くのに、5秒以上かかる状況になっていたので、新しくPCを用意することにしました。

今まで使用していたのは、EPSONのデジタル暗室システムで、Core2Duoにメモリー4GBのシステムです。当時のCHIP SETの制約から、メモリは8GBが上限でした。購入当時はXPマシンでしたから、メモリが少ないのは世代的に仕方ない。

今回は、まず、最低でもメモリを16GB搭載することを条件としました。将来の事を考えると、メモリ32GBまで拡張出来ることが望ましい。CPUはcore i5かi7か難しいところですが、RAWデータには、i7が有ると、より幸せになれるよ。というアドバイスも貰いました。PhotoshopもCS6移行は、グラフィックカードによるアクセラレーションも効くようですね。

バックアップはNASとWHSで二重にとっているのですが、光学メディアもDVDではなく、BDがあるといいなぁ…

等と考えていると、メーカーのBTOではかなり高額になったり、メモリ容量の条件を満たせなかったりで、難しくなって来ました。

そこで、将来の拡張性も考えて、自作することにしました。価格面や構成の自由度のメリットの一方、故障時に私の手が開いていないと、すぐに対応出来ないというデメリットもあります。手離れが悪く、なかなか難しいところ(笑

あまり大きな筐体は好ましくないし完全自作は大変なので、CUBE型のベアボーンキットを選択することにしました。となると、Shuttleのベアボーンから選ぶのが最もよさそうです。

型落ちのCHIPSETのベアボーンを安く選ぶことも出来たのですが、将来の32GB化の可能性等を考えると、やはり最新のZ77 CHIPSETのモデルを選択する事にしました。


Shuttle 搭載ベアボーン SZ77R5

Shuttle 搭載ベアボーン SZ77R5

  • 出版社/メーカー: Shuttle
  • メディア: エレクトロニクス



メモリー用のソケットが4個有るのが魅力の一つ。ケースは、私が以前使っていた、星野金属のキューブ型ベアボーンと比べると、安っぽいですが、必要十分の品位は持っていると思います。電源は80PLUS BRONZEの500Wのものを採用しているので、当面困ることは無さそうです。ヒートパイプを使った排熱がどの程度静かか、興味深いところ。

ドライブベイは5インチ用1個、3.5インチ用2個あるので、起動ドライブとデータ用のドライブは別にできます。起動ドライブはSSDを選択し、データ用のハードディスクはコストパフォーマンスの良い2TBの製品を選ぶことにします。

私はIntelのSSDを信頼しているので、コストパフォーマンスの良いINTEL 330シリーズを選ぶことにしました。IntelのSSDはツールが良くできていて、長期使用していても、速度が落ちにくいのが素晴らしい点です。起動ディスクであれば、容量の大きなAdobeのソフトを複数インストールしても、120GBあれば充分です。


Intel SSD 330 Series Maple Crest 120GB MLC 2.5inch 9.5mm Reseller Box SSDSC2CT120A3K5

Intel SSD 330 Series Maple Crest 120GB MLC 2.5inch 9.5mm Reseller Box SSDSC2CT120A3K5

  • 出版社/メーカー: インテル
  • メディア: Personal Computers



HDDは、日立の2TBを使用。過去、何度かWestern Digitalの低速病に悩まされたことがあるので、日立を選びました。といっても、日立のHDDもWDに買収されてしまったのですが…


日立 HGST Deskstar パッケージ版 3.5inch CoolSpin 2.0TB 32MB SATA 6.0Gbps 0S03224

日立 HGST Deskstar パッケージ版 3.5inch CoolSpin 2.0TB 32MB SATA 6.0Gbps 0S03224

  • 出版社/メーカー: 日立グローバルストレージテクノロジーズ
  • メディア: Personal Computers



メモリは将来の拡張性も考え、8GB x 2で16GBとします。アマゾンのレビューで相性問題も指摘されていましたが、私の環境では問題ありませんでした。


UMAX デスクトップPC用メモリー PC3-10600(DDR3-1333) 16GB (8GB x2) Cetus DCDDR3-16GB-1333

UMAX デスクトップPC用メモリー PC3-10600(DDR3-1333) 16GB (8GB x2) Cetus DCDDR3-16GB-1333

  • 出版社/メーカー: UMAX/ユーマックス
  • メディア: エレクトロニクス



最期まで悩んだのは、CPUですが、Core i5の上位モデルと、i7の下位モデルの価格差が1万円。
4スレッド処理と8スレッド処理の差の魅力を考えて、i7を選択。cube型の排熱を考えて、3770一択です。


Intel CPU Core i7 3770 3.4GHz 8M LGA1155 Ivy Bridge BX80637I73770【BOX】

Intel CPU Core i7 3770 3.4GHz 8M LGA1155 Ivy Bridge BX80637I73770【BOX】

  • 出版社/メーカー: インテル
  • メディア: Personal Computers



かなり価格性能比の良いコンピュータになりました。Windows 7の起動もPhotoshopの起動も一瞬。非常に快適な操作環境になりそうです。ファンノイズについても、殆ど気にならないくらい、かなり静かなPCとなりました。

将来、アプリのバージョンアップ等で、パワー不足になるようなことがあったら、メモリの増強、グラフィックカードによるアクセラレーションで対応できそうです。

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タグ:自作PC
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JUNKO

へ~!中身はさっぱりわかりませんが大変な手間だったのですね。
お陰様で快適に使わせてもらっています。一番は起動時が早いことですね。苛つかないですみます。感謝!感謝!
by JUNKO (2012-08-21 09:27) 

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