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QUAD 66CDの修理完了 [AUDIO]

実家のリビングで両親が使用しているQUADの66CD PLAYERが不調になりました。50%くらいの確率でCDの読み込みに失敗して、ピックアップがディスク信号面に衝突してます。

1990年前後に購入したしたもので、プラットフォームはPhilipsのCDM4、TDA1541A(QUAD選別品)+SAA7220PBと、当時の海外製CDPでは標準的なもの。同時代の同一スペックのマランツやマッキントッシュのCD PLAYERも同じ基盤を使っています。(勿論、パーツ単位の変更による音作りはありました。

両親は66CONTROL PANELの操作性に慣れているので、66CDが壊れては困ります。さすがに20年前のものだから、メカ不良ならば補修部品がなくては、修理できないだろうな… と、不安に思っていたのですが治りました!!!

実際にはメカは大丈夫だったようで、劣化したコンデンサの交換。ピックアップの清掃。何故か余分についていたスプリングの除去。メンテナンスとして全ての半田付け箇所を再半田もしてもらいまし た。修理代は、今回は交換部品が少なかったため、技術料が殆どですが作業内容を考えると納得できる適切な価格だと思います。

メーカー側の理屈としては、流石にここまで古い製品については買いなおして欲しいのでしょうが、ちゃんと修理できる体制を海外代理店にまで整えているこの姿勢は素晴らしいと思います。ちゃんと、英国本社のサービスエンジニアが来日して、担当者に教育を行ったそうです。

QUADも現在は創立者一族の手を離れて、香港系のファンドの傘下にありますが、元の英国の会社のよさを現在も継承しているのは、すばらしいことだと思います。これからも長く続いて欲しい頑固な会社です。

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