WireworldのデジタルケーブルGSV5の音質支配力 [AUDIO]
以前から興味をもっていたWIREWORLDの高音質デジタルケーブルGSV5をシステムに導入しました。
今まで使用していたデジタルケーブルは、最初は、ModsquadのWonderlink Iでした。通信用のM型プラグを採用するなど、最初期の高音質デジタルケーブルとして評価が高かったものです。定価は4万円台だったと記憶。
次に導入したのが、AIRBOWのMSDシリーズのデジタルケーブルでした。1万円という価格を超えて非常に音質の優れたモデルで、今でも私の推薦ケーブルのひとつです。なにせ、4倍の価格のケーブルに勝って、私のシステムに組み込まれたのですから。
AIRBOW MSDからGSV5に交換すると、音の温かみや中域の濃さがアップしているのが第一印象です。テストに使ったCDは、アコースティックギターの入っている録音だったのですが、ギターの胴が鳴いている感じが今まで以上に良く再現されるようになり、音楽を聴いている臨場感が大きくアップしました。
まだ、エージング中ですが、レンジとか、解像度等の問題だけでなく、音楽そのもの聞こえ方が変わって来るような印象を受けます。
使用機器はトランスポートがAIRBOW/CEC TL-2KAI + AIRBOW DAC-1 Cryo Limited
AIRBOW MSDについては、今後、AVプリとDVD PLAYERの接続用として活躍してもらう予定。
ワイヤーワールド ゴールドスターライト Series6 RCA 1.0m GSV6RCA/1.0
- 出版社/メーカー: ワイヤーワールド
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ここから、余談。 今後、音楽ソースはCDからハードディスク上のファイルになっていくでしょう。Luxmanの公式Twitterのコメントでも、今年のCESの各社のデモはアナログかPCオーディオ中心だったとのこと。
LINNがCD PLAYERの販売をやめるというニュースは、LINN独自のメカニズムの開発投資が、LINNの会社規模にとっては負担として大きいのが理由ではないかとは思いますが、それでも脱CD MEDIAの流れの予感として、象徴的な出来事ではあります。
私も、今後はCD PLAYER系のハードウェアには、あまり投資しなくなっていくと思います。現在、CD+DACを使用している人には、WIREWORLDのデジタルケーブルはCD系最後の投資として、音質向上のアイテムとして、お勧めできるものだと思いました。
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やはりCDは廃れていきますかね。
イマイチダウンロードだけでは怖くて、時々CDを購入しています。
まだPCオーディオもどのような物がいいのか分からず、とりあえずDLANを試そうかなぁと思っています。
私もAIRBOWのMSDシリーズを愛用していますが、WIREWORLDはそれ以上のようですね。
今のアンプにはHDMI端子がないので、ブルーレイプレーヤーを購入したらいいかもしれないですね。
by miya (2010-01-23 23:45)
DLANじゃなくて、DLNAですね?
CDは熟成メディアですが、最低3000プレス必用なことや、物理的な流通コストを考えると、音楽の多様化とあわせて、難しくなってくるでしょうね。
かといって、圧縮ファイル配信では悲しいものがあるのですが…
一方、クラッシックのCD BOXの値段を考えると、今はCDの買い時という気もします。
MSDは極めて高音質なデジタルケーブルですが、WIREWORLDの高級シリーズは、別格という感じがあります。
by YAS (2010-01-24 12:25)