Stirling Broadcast LS3/5A V2 [AUDIO]
ROGERSからLS3/5Aの復刻版が発売になっていますが、現在のROGERSが過去のものとはちがい、ブランドがCHINA企業に買収されたものだということを考えると、Stirling Broadcast LS3/5Aこそが現在の正統なLS3/5Aの後継者ということができるのではないかと思います。
Stirling Broadcastという会社の正確な素性は知りませんが(小規模なメーカーで、勿論、放送局ではありません。)、私の知る限りでも1990年代後半くらいからLS3/5Aのメンテナンスを行っていた英国の会社です。自社製のコピーキャビネットも作成しており、当初はKEF製の純正のLS3/5Aと同じスピーカーユニットを使用したStirling Broadcast LS3/5aを製造販売していました。
箱のみも販売していたので、補修用のユニットとネットワーク一式を所有している私は、箱のみ購入しようとしたこともありますが、割と高価だった(ポンド高のタイミングだったかも?)ので、購入をあきらめた経緯があります。
その後のStirling Broadcast社の事はチェックしていなかったのですが、KEF製のユニットが入手できなくなった後は、SCANSPEAK社に同等スピーカーユニットの開発を依頼。それを使用したスピーカーが現在のStirling Broadcast LS3/5A V2ということになります。
値段もCHINA産の現行のROGERS LS3/5Aより安価ですし、安心できるStirling Broadcast のスピーカーユニットを使っているということもあり、LS3/5Aファンとしては、こちらに興味があるのです。
音展の会場で、初めてStirling Broadcast LS3/5aの音を聴きました。
初めての環境で、静かな環境でもなく、接続しているアンプやプレーヤーの素性もわからないのですが、かつてのLS3/5aと比べると、若々しくフレッシュな音のように聴こえましたが、LS3/5Aの名前を冠するに値する音質のスピーカーと感じました。
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どうやら現行Rogers60THの初期もののみがイギリス製でした、これからのRogers製品がAudioSpaceが生産することになります。WeeKeeHongがRogersのブランドをAudioSpaceに売りました。
by ヒグチ (2009-11-08 21:38)
ヒグチ様、コメントありがとうございます。
創立者によるROGERS -> swisstone傘下 → Woo Kee Hong傘下 → AudioSpaceのブランドという流れになりますでしょうか。
復刻3/5aの初期のものが英国製とは知りませんでした。AudioSpaceはML-3という名前のLS-3/5aコピーを製造販売していましたね。
by YAS (2009-11-13 00:53)