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スタジオモニターは設備産業である [AUDIO]

10年も昔になるが、放送業界の営業畑のプロの方と知己になる機会があり、私がオーディオファンであるということで、ずいぶん可愛がっていただいた。

そのとき、その方が仰っていた話の一つ。

世の中の録音スタジオは、時間単位でユーザーに貸し出し、それによって売り上げを立てている。

モニタースピーカー等はスタジオの顔にもなるだろうから、その時々の人気のある商品を入れないと、スタジオは商売にならないわけだ。スタジオモニターが設備産業だ。というのは、こういった事情を説明したもの。流行っているから使われている。程度に考えておけばよろしい。

別に特定のスタジオモニターを持ち上げるわけでも、おとしめすわけでもない。気にするほどでもない。ということが言いたいだけ。(適当なモニタースピーカーの画像を貼り付けようかと思ったけど、あらぬ誤解を受けるのも面倒なのでやめました)

メーカーとしては、スタジオモニターである事は、よい広告材料になるだろうが、ユーザーの我々がそれに踊らされる必要はない。(流行に弱いのならば、踊らせられるのもまた由。だろうか)

よい製品だから、モニターに選ばれる=流行る。というのも、上記事情をかんがみれば、半分は嘘、流行=BEST1ではない。流行り物は基準にしやすい。という意味で、一時期のAURATONEのキューブ型やYAMAHAのNS10等は意味があったのだろうと思う。

# 私が、15年くらい前にメインで使っていたTANNOYのLGMは一時期品濃町のSMEのスタジオでモニターに使われていたそうだ。それを聞いた時は、ちょっと、誇らしい気分だったけどね^^;


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